これからのクラウドサービスは決済システムとの連携がカギ

spiral

ノーコード(開発不要)でもなく、スクラッチ(イチから開発)でもない「ローコード開発のクラウドシステム」とは何者か。
そしてクラウドシステムに決済機能を組み込むことで生まれる新たな価値とは何か。

ローコードクラウドシステムの国内主要企業であるパイプドビッツ。彼らが展開するクラウドシステム「スパイラル」に、ユニヴァペイキャストが提供する決済システムがこのほど連携した。

商売には何をするにも当然お金のやり取り、つまり決済が必須となる。クラウドシステムを提供する会社にとって、その決済機能が無いと有るとではかなり大きな差があると、シロウト目にも分かるだろう。

では実際に連携することでどうなるのか。連携するならどういう会社が良いのだろうか。

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ローコード開発の魅力

ローコード開発というのは、基幹部分がすでに出来合いで存在し、そこにユーザー個々のカスタマイズを加える方式である。ノーコードは開発の手間もなく利用できるもので、費用も高くはないが、自由度も高くはない。多くの場合、かなりの制限がある。対するスクラッチ開発はすべてをイチから開発していくもので、完全な自由度があるが開発期間・コストは必然的に多くなる。

その両者のいいとこ取りをしたのがローコード開発。ユーザーが求める形を自由に実現できるが、基幹部分はすでにあるシステムを使用するため基礎からすべて開発する必要はなく、比較的安価に実現できてしまう。

パイプドビッツの地域・広域カスタマーサクセス部部長の前川怜氏は「ローコード開発の需要は今後もどんどん高まるだろう」と話す。というのも市場には似たようなシステムやアプリが溢れている状態で、差別化を求める声も多いからだ。

と言っても中小企業にとってスクラッチ開発は難易度が高い。そこでローコード開発に舵を切る会社が多くなる。前川氏は「スパイラルのユーザーの過半数は中小企業」と言い、大企業のみならずすべての規模の会社でその需要の高まりを裏付けている。

パイプドビッツの「スパイラル」とは

スパイラルは社内管理から対外マーケティングの管理まで会社活動を包括的にカバーできるクラウドシステム。前途のようにローコード開発型なので、会社や事業体によって内容を自由にカスタマイズすることができる。

また、今回の決済連携と同じように、サードパーティ(外部の連携企業)らと外部機能と繋げたり、APIとして連携したり、されたりすることも可能で自由度はかなり高い。

そのうえで開発に関して特別な知識は必要なく、社内に開発部門等がなくても十分に構築可能だ。

特にセキュリティへの評価が高く、官公庁や大手銀行等の導入実績も豊富である。最近では公的な給付金の申請システムにも採用されるなど、急ぎで、かつ厳重なセキュリティ対策を求められる案件への対応で高い信頼を得ている。その成熟したシステムを元にしつつ、知識なく自由に構築できるというのがスパイラルの魅力だ。

決済システムと連携したらどうなるか

決済システムと連携することで起きる新たな展望とはいかなるものか。

2021年7月1日現在、スパイラルとユニヴァペイキャスト(決済代行会社)との連携はリンクのみ。つまり簡単な外部接続をしているに過ぎない。それでもシステムから直接決済できる手段を得られたことで、ユーザーは決済手段を簡単に導入できるようになった。

ローコード開発において重要なのは手間の削減でもある。ユーザーにカスタマイズを委ねる以上、できる限りユーザーに悩ませる時間を与えるのはマイナスとなりえる。お金のやり取りを簡単に付け加えられる。これだけでもユーザーの利便性は格段に向上する。

前川氏は「今後はユニヴァペイキャストの決済機能をモジュール化したい」と展望を語る。これはつまりより深く繋がり、より簡単にユーザーが決済を導入できるようにしたい。ということである。

システム提供者が決済代行会社と組むことで、その提供しているシステムはユーザーへの訴求力を底上げできるわけである。決済という目立たない裏方の部分に目を付けることで、より将来展望が開けるかもしれない。

どういう決済代行会社を選ぶべきか

決済代行会社というのはユニヴァペイキャスト以外にも当然存在する。前川氏によれば「もっと手数料が安い会社もあった」という。しかし今後パイプドビッツの地域・広域カスタマーサクセス部ではユニヴァペイキャストに決済代行会社を統一することを検討しているという。

では何がユニヴァペイキャストを選ぶ理由となったのか。
前川氏によれば「他の会社では、担当者との距離が遠かったこともあり、連絡や意思疎通が取りにくい面が多々あった」という。そのほか、手数料が安い会社は早急にサービスを停止してしまうなど、不安定さがあったという。パイプドビッツは規模が大きなシステム提供者ゆえ「信頼性が大事だと思う。安さを求めるあまり不安定な会社との連携は避けたい」という。

ユニヴァペイキャストに限らず、サービス目的は「決済を代行する」するもののため、システムやサービスで差を付けにくい。強いて言うなら取り扱い銘柄が多いとか、ユニヴァペイキャストのように海外決済に強いなど、特徴が多少出る程度だ。

また決済代行の手数料のほうも、業界でほとんど差が付けにくく、ほとんど横並びである。表面上、手数料が多少安くてもそれには理由があったり、結局サービスとして成り立たずいきなりサービス終了されたり変更されることもあり得る。そのため、実際に担当者と顔を突き合わしてみて初めて分かることも多い。

決済代行というサービスの性質上、商品を一度購入して終わりという性質ではないため付き合いは長くなる。目先の手数料だけを見ず、信頼性が高い会社を選択することが、最終的には最大の利益を生めるだろう。

参考リンク:https://www.univapay.com/service/wechat/ 

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筆者プロフィール

teatime

編集長 例のりす

決済を利用するすべての人へのメディア「UP College」の編集をしている人。なんでも興味を持ってしまい、広く浅くを通してしまって何かと手に負えなくなっている。

対象がインドア・アウトドア問わずなのでコロナ自粛生活だろうと解禁されようと相変わらず時間が足りていない。

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