【100人に聞きました】ECショップを利用して買い物するのはナゼ?
ECショップでモノを購入するのが当たり前になった現代。今やマーケットとなるのはAmazonや楽天といった大手モールだけでなく、独自のECサイトやCtoCプラットフォーム、サイトそのものを持たないSNS上での取引など、非常に多岐に渡っています。
今回は、ECショップを利用している100名の方にご協力いただき、アンケート調査を実施しました。
アンケート結果をもとに、なぜECショップがこんなにも人気なのかを探っていきます。
目次
ECショップの人気の秘密は誰もが気になるところ!
「ECショップの利用実態」というのは、省庁および多くの法人による調査でもよく取り上げられています。
私たちも改めてこの「根本的なテーマ」を正確に把握し、近未来のEC業界の展望を推測したいと思います。
今回はwebで回答を募集したため、ある程度インターネットを利用する方が対象です。
ECショップを利用するのはなぜ?
本アンケートでは、あえてフリーワードでの回答を募りました。
頂いた回答は、あらかじめ想定していた集計用のカテゴリに沿って集計しています。また、複数該当のものは重複カウントしています。
集まったアンケートを集計・再構成した結果、たった4路線という極めてシンプルなグラフになりました。
この数値と詳細を紹介し、考察していきます。
第1位:お店への往復がイヤだ!
アンケート回答者の42.73%が、これに近い回答をしていました。
以下に代表的な回答を紹介します。
交通費を使ってまで店を回りたくない(40代/男性/契約派遣社員)
自宅周辺に欲しい商品がないから(30代/女性/パートアルバイト)
「欲しいものが近くで売っていない」「在庫探しの旅をしたくない」「重いから」「買いに行く時間がない」という意見が多く見受けられました。
確かに、これは筆者も頷ける事ばかりです。特に、在庫探しの旅は時間のロスを感じます。
この結果から、ECショップの基本として押さえておくべきことは以下の3点といえます。
- 在庫がない・管理がずさんなECショップは選ばれにくい
- 「大きい、重い物」はECショップで売れやすい
- 時間の節約ができるサービスとしての需要が高い
ECショップ業界全体で、これらはスタンダードになりつつあります。
一方で、物流業界の働き方改革に伴い、スピーディな配達に課題が生じる可能性もあります。
今後は、売り手・運び手・買い手にとって無理のない利便性を実現するECショップが求められるようになるかもしれません。
第2位:比較検討がラク!
アンケート回答者の33.64%が、これに近い回答をしていました。
代表的な回答を紹介します。
できるだけ安いものを探す(20代/男性/学生)
色んなお店の比較が簡単(30代/女性/専業主婦)
複数の類似製品を一度に比較できるところは、確かにECショップの強みですね。
これは、小売業、特に実店舗の販売スタッフさんにとって耳が痛いところかもしれません。実際に、ECショップの台頭でショールーミング(実店舗では質感やサイズ感を確認するだけ)という言葉が生まれたほどです。
ECショップの普及は、それだけ小売業に大きなインパクトを与えています。一方で、「実店舗を持ちながらECショップ販売も行う」という事業者も非常に多くなりました。
今後は、双方の特性を生かして複数の販売経路を持つことが、実店舗にとってのスタンダードになるのかもしれません。
第3位:金銭的メリットがある
16.36%が、これに近い回答をしていました。
代表的な回答を紹介します。
ポイントがたまるから(40代/女性/会社員)
店舗購入より安い場合が多い(40代/男性/契約派遣社員)
前述の「価格比較」にも似ていますが、特に「比較」というワードがないものを抜粋しました。
ECショップは比較されるのが前提にあるため、価格競争が進んでいます。そのため、実店舗よりも安いと感じる消費者が多いのかもしれません。
ポイントサイトや、食料品などの分野で大量買いを条件として大幅値引きするサイトの存在も影響しているでしょう。
まとめ:小さな工夫を沢山しよう!
ここまで、ECショップを利用する側からの様々な意見をまとめてきました。
お気づきの方も多いと思いますが、ここまでで紹介した多数派の意見のほとんどは、業界では当たり前のものばかりです。
小さな事からコツコツと
という、ごく当たり前の改善を継続する。これが、ECショップ利用者のニーズを掴んでいく一番の近道と言えます。
UnivaPayもその手助けとなるよう、引き続きサービスの向上を目指していきます。
番外編:少数派のトガった意見
そもそもお店や店員さんがイヤ!!
ここからは、
誰に気兼ねすることもなくじっくり選べる(40代/女性/専業主婦)
これは、実店舗での買い物そのものが苦手というご意見です。
ECショップの浸透が進むにつれて、こういった視点を持つユーザーも増えてきていますよね。裏を返せば、まだECショップをお持ちでない実店舗の事業者さまにとっては
とも言えそうです。
また、こんな意見もありました。
本アンケートは新型コロナウイルス感染症拡大前に収集したものですが、現在はほぼ確実に同様の意見を持つユーザーが増えていると思います。
ただ、ECショップも結局は誰かの手を経由して商品を届けているので、実害よりも心理的な障壁といえそうです。
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