【100人に聞きました】電子マネーの世代別利用率・利用状況とその理由

このテーマは:ECサイト=ネットショップ運営者/オーナー様向けにお役立ちできるような情報をまとめ、考察するコーナーです。

今回は入社一年目の私「福浦」が國藤に代わってお送りして参ります!

電子マネーの需要はどこに行った?

さて、皆さんは普段電子マネーを利用しますか?

チャージすれば、お財布代わりになる電子マネー。タッチするだけで支払いが完了し、最近はどこのお店でも支払方法の一つとして見かけるようになりました。
私も毎日通勤時にPASMOを利用していますが、それ以外にも1000円以内の買い物でしたら小銭を扱うのが面倒なので、「ピッ」と端末機にかざすことが多いです。
実は、当社でも以前はオンラインゲームを中心に導入の注文をよくいただいていたようですが、最近は「ゲームの場」がPCからスマートフォンアプリに移行したせいか、Webサイトへの導入希望をほぼいただけない寂しい状態に陥っています。
そこで疑問に思ったのが、電子マネーの流通が上昇し続けている中で利用者は一体どこで何に電子マネーを使うのか?という点です。
今回はここに着目して、記事を3回に分けて書いていきます。
まず第一回目は

  • 「電子マネーの世代別利用率」
  • 「電子マネーを使う理由」
  • 「電子マネーを使わない理由」

について、調査結果を元に考察しました。

電子マネーはいつ、どこから広まった?

電子マネーが登場したのは1999年頃で、インターネット回線の普及は企業が中心でした。一般家庭ではまだまだ、ガラケー(いわゆるフィーチャーフォン)によるインターネット(i-mode、EZweb、J-スカイ)のサービスがようやく開始した頃になります。私はその頃小1で、インターネットやケータイとは全く無縁でした。でも特技のダンスはその頃からずっと続けています!
その後3年ほどで一般家庭へのインターネットと、インターネットができるケータイが普及してきました。その影響から消費活動の場が増え、電子マネーは急速に普及します。なかでも、Bitcash、Webmoney、Edyあたりは早くから目にしました。(と、M2層の國藤オジサンが教えてくれました)
それから約15年が経ちますが、電子マネーの普及と利用はどれ程になっているのでしょうか?
今回は消費活動の中心である、20~50歳の中間でもありマーケティング業界でよく言われる35歳で区切った男女(F1,M1,F2,M2)で調査しました。

【F1層/M1層】電子マネーを使ったことがありますか?

■調査地域:全国 ■調査対象:20~35歳男女別 ■調査方法:ネット ■調査期間:2015/9/15~9/16 ■有効回答数:100 ■回答形式:YN選択方式

既婚・未婚のステータスも取っていたのですが、特に未婚男性に支持されていることがわかりました。理由としてはコンビニやネットショッピングの利用に積極的である事が推測できます。

【F2層/M2層】電子マネーを使ったことがありますか?

■調査地域:全国 ■調査対象:35~50歳男女別 ■調査方法:ネット ■調査期間:2015/9/15~9/16 ■有効回答数:100 ■回答形式:YN選択方式

意外にも性別問わず35歳以下(F1/M1)を上回る結果でした!理由を読み解くと、男性の支持理由はそう変わらず、女性(F2)は「ポイントを集めたい」という主婦層からの支持が強いようでした。
この結果から、男性は「便利さ」を重視し、女性は「お得さ」を重視する傾向が感じられました。男女で価値観が異なる点が、大変興味深かったです。
>また今回は、電子マネーを一度でも使ったことがあれば「ある」と回答できる為、比較的利用者多めの結果になりました。頻度やチャージ額については次回以降発表いたします。
>電子マネーの形態は、ICカードやID型といったように様々あります。特におサイフケータイは「手荷物を減らせる」という利点があり、主に1000円に収まるコンビニ店での買い物には、財布すら持って行かないという方も、既にいらっしゃるのではないでしょうか。

電子マネーを使う理由は?

さて、利用者が多いことが分かったところで、その理由を見ていきましょう。

■調査地域:全国 ■調査対象:年齢性別不問 ■調査方法:ネット ■調査期間:2015/9/15~9/16 ■有効回答数:100 ■回答形式:6択方式 ※分類時重複を認める

やはり電子マネーの魅力と言えばポイントです。節約家の方々にとっては欠かせないサービスでしょう。一部ではポイントの二重取りが可能なようです。その手法は、クレジットカードでチャージする事でマイレージなどのポイントが貯まり、電子マネーの利用でもポイント還元がある、というものです。
次いで多かったのが、支払時における手間が省けるという理由です。電子マネーは約1秒で支払が完了します。サインや暗証番号も不要なのでとてもスムーズに支払ができ、レジで後ろに並んでいるお客様を気にすることもありません。忙しいサラリーマンに多い理由ではないでしょうか。
また、回転率が良くなるのはショップ側にも利点となるので、電子マネー決済ができるように加盟店様はあらかじめ設定しておくことがよいでしょう。

ちょっとブレイクタイム

そんな中、目に留まる回答もいただきました。

「今を生きているなら一度はトライするべき」(東京都/女性/50歳/自由業)

・・・ポジティブシンキング!
まさに「五郎丸」選手のようです。…トライだけに(笑)

 今あるものを当たり前と思わず、一つ一つ価値あるものとして捉えることが大事ですね。私も何事にもトライしていこうと思います!

電子マネーを使わない理由は?

 さて、これだけのメリットがあるにも関わらず、利用しない人の理由は何なのでしょうか。

 必要に利便性を感じていない人が多いようですね。電子マネーがなくても、不自由なく生活できるのも確かです。

しかし、以下回答のように

「使うまでは躊躇していたが、一度使ったらその便利さと簡単さにひかれた」(神奈川県/女性/45歳/専業主婦)

きっかけさえあれば利便性を理解するはずです。また、

「交通系電子マネーを使っていて、チャージ前に残った端数が嫌なのでコンビニで飲み物など買うことがある」(神奈川県/男性/20歳/学生)

「よく行くお店でのみ使っていて、電子マネーの支払いで割引されたり、普段の買い物でポイントがつくのでお得になる」(兵庫県/女性/36歳/専業主婦)

といった意見もあり、nanaco・waonなどの流通系、suica・PASMOなどの交通系ともまだまだ発行枚数、利用額ともに伸びる見通しが立ちそうです。

 発行元の方もお店の経営の方も、引き続き注目する価値があると言えるでしょう。これを機に、利用者に合わせた電子マネーの導入をお考えになってみては?

まとめ:まだまだ「伸びしろ」がある!

サッカーの本田選手ではないですが・・・伸びしろですね(笑)
最近では自動販売機で購入できるほど、全国に電子マネーは普及しています。また、少額決済分野などでも電子決済を用いるケースが増えてきました。とはいえクレジットカードほどの普及ではないですが、一人が複数枚の電子マネーを持っているケースも多いことからクレジット決済に代わる電子マネーの時代が来る日も近いかもしれません。

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